皆さんは漢方薬を飲んだことありますか？

葛根湯・麻黄湯など、風邪の時によく飲んだりする方、また医師に処方された方など多くいるのではないでしょうか。漢方薬とは、東洋医学を発展させたもので、古来から複数の生薬を組み合わせることにより、ある薬理作用を強く倍増させ、多くの先人たちが利用してきました。

鍼灸のイメージとして、痛そう（熱そう）・不衛生・効果を信じられないなど、ネガティブなイメージがまだまだ多いものです。
しかし、一回でも受けたことある方なら、このイメージは払拭できると思います。
なぜなら、針を打つといっても注射針とは全く別物であるため、注射をするときのような痛みは全くありません。
また、その針は使い捨てで、すべて滅菌消毒してあるものをしようしますので、感染するなどの心配もありません。

この鍼灸も、最近では良いニュースがあり、それは女性を中心に人気が出てきたことです。
美容鍼（びようしん）といって、最近では雑誌やSNSでもよく見かける単語になってきました。
美容鍼とは、美容を目的とした全身に行う鍼灸治療のことです。
「重かった目がパッチリ。毎日鏡を見るのが嬉しくなった。」
「こんなにハリが早くでてくるならもっと早くやっておけばよかった！」
このように、施術をうけたお客様が美容に良いと喜びの声を上げている方が増えてきたのです。

では、なぜ美容の効果があるのでしょうか？

人間の皮膚は「表皮」、「真皮」、「皮下組織」の3層に分かれていますが、「表皮」から「真皮」へ鍼を刺し入れると細胞が「組織が壊された」と誤認識し、人間の体に備わっている「自然治癒力」が働いて壊れた組織を修復しようとするのです。

すると、新陳代謝が活発になり、コラーゲンやセラミドの分泌が促進され、血行もよくなります。このように、美容鍼では、肌の内側に直接アプローチすることで、むくみやくすみ、しみ、しわなどの改善が期待できるのです。